エドックスってどんなブランド?その歴史と特徴に迫る!
エドックスの歴史の原点は、妻への誕生日プレゼントだった!
スイスの優秀な時計職人だったクリスチャン・リュフリ=フルーリーが、妻の25歳の誕生日に、自分でデザインして作った懐中時計をプレゼントしました。その時計の美しさに感動した妻は、夫に時計ブランドを立ち上げることを勧めました。そして1884年、古代ギリシア語で「時間」を意味するエドックスが創立されたのです。
そうして誕生したエドックスは、瞬く間に頭角を現して市場の心をつかみました。まだ懐中時計が主流だった1920年代に腕時計の製造に着手し成功。そうした探究心も相まって、第二次世界大戦後には500人を超える時計職人を抱える大ブランドへと成長していきました。そして、現在に至っては、本社だけで110人の有資格時計技術者を含む140人以上が時計製造に携わっている、スイスでも数少ない独立系時計ブランドとなっています。
高い技術力により確立された、スポーツウォッチの名門としての地位。
エドックスの特徴の一つが、1000m防水クラスの高い潜水性能を誇るプロ仕様ダイバーズウォッチを始めとした、高い耐水性・耐衝性を備えた頑強・堅牢なスポーツウォッチのラインナップ。これにより、伝統的にスポーツウォッチの名門としての地位を世界的に確立しています。
砂漠やジャングル・山岳地帯などの南米の未整備地帯を国境をまたいで1万km近く走破する世界で最も過酷な耐久レース「ダカール・ラリー」、世界的なヨットレースとして有名な「エクストリーム セーリングシリーズ™」、「世界カーリング連盟(WCF)」の公式タイムキーパーを務めていることが、そうした技術の裏付けでしょう。
また、アイスダイビングのギネス世界記録保持者であるクリスチャン・レデルや、複数の世界記録保持者でオリンピック水泳銀メダリストのミレイアベルモンテ氏も公式にサポート。こうしたスポーツシーンとの関わりを通して高い耐衝撃性と防水性、耐久性は常に磨かれ続けており、過酷な環境・状況でも耐えうる時計として、アスリート・プロフェッショナルの厚い信頼を受けています。
以下に、エドックスのおすすめの人気モデルを厳選してご紹介。スポーツウォッチの名門としての精悍な世界観を見ていきましょう。
クロノオフショア1
【正規品】 EDOX 【エドックス】 01115-3-NIN "Chronoffshore-1 Chronograph Automatic 【クロノオフショア1 クロノグラフ オートマチック】"
¥421,200(税込)
文字盤の外側のベゼルは、非常に硬く傷がつきにくい二酸化ジルコニウムを原料としており、独特の美しい艶があります。文字盤を保護するのはサファイアガラスで、ダイヤモンドに次ぐ硬さで傷がつきにくいです。もちろん、反射低減加工も施されています。シンプルながら、ハイスペックなスポーツウォッチが持つ無骨な雰囲気が腕もとに存在感を演出し、フォーマルなシーンにもカジュアルなシーンにも活きるでしょう。
クロノラリー1
その名の通り、モータースポーツとの関わりの深いクロノラリー。45mmというダイナミックな大きさのケースが特徴的なこのモデルは、ケースバックがラリーカーのホイールを模したデザインになっています。スタート・ストップボタンがドライブ中でも押しやすいように左側に配されています。文字盤もまたラリーカーのメーターパネルをイメージしており、高級感と高い視認性を兼ね備えております。
グランドオーシャン
エドックス EDOX グランドオーシャン メンズ 01121-357RN-GIR[並行輸入品]
¥257,000(税込)
ヨットスポーツとの関わりの深いグランドオーシャンは、航海をモチーフとした意匠が散りばめられているロマンあふれるモデルです。ダイヤルはコンパスを模した立体的なものとなっており、ベゼルはヨットのウィンチをイメージしたデザイン。ケースバックには世界地図が象られており、その上に機構の心臓部を覗くことのできる舷窓をイメージした小窓が付いています。
昨今のスポーツウォッチブームも相まって、勢いを増し続けるエドックス
本記事では、ヨットやダイビング、モータースポーツなどのスポーツとの関わりの深さや、それにより堅牢で頑強な腕時計を発信し続けるエドックスの歴史と概要、そしておすすめモデルをご紹介させていただきました。スポーツウォッチはそのスペックの高さだけでなく、ファッションとしてこの頃ますます人気を高めています。エドックスにはここでご紹介したもの以外にも様々なモデルがありますので、もし興味があれば、エドックスの腕時計を見てみてくださいね。